東京国立博物館(トーハク)と文化財活用センターがNHKと共催する、親と子のギャラリー「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館リターンズ」が東京国立博物館本館で開催される。期間は2020年10月27日(火)から12月6日(日)まで。
世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介する番組「びじゅチューン!」(NHK Eテレ)とのコラボレーション第2弾となる本展は、番組で取り上げられたトーハク所蔵の文化財をテーマに、高精細複製や映像を使って「びじゅつ」を楽しむ体験型の展覧会。
2018年の「なりきり日本美術館」の続編にあたる今回は、新たに重要文化財「風神雷神図屏風・夏秋図屏風」、国宝「松林図屏風」、国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」に関わる3つのコンテンツなどが体験できる。
体験のキーワードは「なりきり」。プロジェクションマッピングや音響の技術が用いられた展示では、作品の世界に入り込んでその背景にある物語や風景を体感することで文化財に親しめる内容となっている。会期中には「びじゅチューン!」に登場の作品を含む計8点の「ほんもの」の文化財が展示され、映像コーナーやタブレットを用いた「うるし体験」などと併せて子供から大人まで楽しめる内容となっている。
なりきり日本美術館リターンズ
■会期:2020年10月27日(火)~12月6日(日)
■会場:東京国立博物館 本館 特別5室・特別4室
■開館時間:9:30~17:00 ※金曜日・土曜日は21:00まで開館
■休館日:月曜日、11月24日(火)※ただし、11月23日(月・祝)は開館
■観覧料:一般1,000円、大学生500円(事前予約制)
展覧会特設サイト: https://cpcp.nich.go.jp/narikiri2020/
東京国立博物館公式サイト: https://www.tnm.jp/