投稿日 : 2020.10.30
フランスの気鋭アーティスト3名による韓国ジャズフェスのためのセッション動画公開
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年はオンラインでの開催となったフランスのジャズフェス「Jazz sous les pommiers(アップルツリーの下のジャズ)」(※1)。同フェスにも出演したフランスの気鋭ジャズ・ミュージシャン3名が、韓国のジャズフェス「Jarasum Jazz Festival(ジャラサム国際ジャズフェスティバル)」(※2)のためにショーケース・セッションを実施。その収録映像が公開された。
このショーケースに出演したのは、ギタリストのポール・ジャレー、ドラマーのアンヌ・パセオ、アコーディオン奏者のヴァンサン・ペーラニという気鋭アーティスト3名。それぞれが率いるバンドとともに、各自、約30分のパフォーマンスを披露している。
(※1)Jazz sous les pommiers(アップルツリーの下のジャズ)
フランスの「歴史と文化のまち」に登録されているフランス・ノルマンディ地方のクタンスで、1982年から開催されているジャズフェス。毎年5月に1週間にわたって開催されている。
https://www.jazzsouslespommiers.com/
2004年から韓国で毎年開催されているジャズフェス。毎年10万人以上が参加する国際的なフェスとして認知され、今年は10月9日から25日にかけて開催されていた。
http://www.jarasumjazz.com/the17th/home
Paul Jarret ポール・ジャレー(ギター)
フランス・パリ出身の若手ギタリスト。美しいハーモニーとドラマチックな展開、アヴァンギャルドな即興が持ち味。ジャズにロックやポップスの要素を加えた5人組バンド「Pj5」での活動をメインに、複数のプロジェクト/バンドを主導する。「Pj5」では、フランスのジャズ・アワード「Jazz Migration」や「Jazz à La Défense 2012」も受賞している。
■公式サイト:https://www.pauljarret.com/
Anne Paceo アンヌ・パセオ(ドラム)
パリ在住/コートジボワール出身のフランス人女流ドラマー。19歳からフランスの世界的アーティスト、アーチー・シェップ、チャーリー・ヘイデン、ミシェル・ルグランなどとも共演。ジャズをはじめ、ロックやワールドミュージックなどの幅広いフィールドでも活躍。これまで、米国のグラミー賞に相当するフランスのアワード「ヴィクトワール・デ・ラ・ムジーク」を3度受賞している。
■公式サイト:https://annepaceo.com/en/
Vincent Peirani ヴァンサン・ペーラニ(アコーディオン)
フランスのジャズ・アコーデオン奏者、ボーカリスト、作曲家。10代の頃からアコーディオンのさまざまな国際アワードを受賞し、2001年には「パリ国立高等音楽・舞踊学校」でジャズを専攻。在学中もフランスのジャズ・コンクールで優勝するなど優秀な成績を残した。これまで、エミール・パリジャン、ミシェル・ポルタル、ルイ・スクラヴィス、マイケル・ウォルニーなど、多くの著名ミュージシャンとも共演している。
■公式サイト:https://vincent-peirani.com/en/