ジャズ専門誌『JAZZ JAPAN Vol.124』が11月24日(火)に発売。表紙・巻頭特集は、JAZZ再生の達人で選曲家の寺島靖国(てらしま やすくに)。
■特集:JAZZ再生達人/選曲家 寺島靖国
『JAZZ BAR』との20年
ジャズ・ファンを極めた男の審美眼で選ばれたオムニバス作品『JAZZ BAR』。選曲家の哲学と美学で厳選された曲は世界的にも例を見ないユニークなオムニバス作品として続いてきた。近年は独自のオーディオ哲学でジャズ再生の達人ともよばれる寺島靖国氏のリスニング・ルームを訪れ、JAZZ BARと歩んだ20年を振り返ってもらった。
■デイブ・ブルーベック 生誕100周年+レコード・カタログ18
〈テイク・ファイヴ〉〈イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ〉などの名曲を残したデイブ・ブルーベックの生誕100周年にあたり、未発表/最後のソロ・レコーディングがリリースされる。孫のために弾いたというソロ・ピアノにはどんな想いが込められていたのか。
■現代の発掘王ゼブ・フェルドマン再び…
ジャズ・ジャイアンツの完全未発表作品を次々と世に送り出し、世間を驚かせてきた現代の発掘王、ゼブ・フェルドマン。新たにビル・エバンス、ソニー・ロリンズなど大物ジャズメンの、モダン・ジャズ史の新たな扉を開く完全未発表ライブ音源4作品のリリースを発表。その注目の内容と聴きどころを紹介していく。
■赤松敏弘
ヴィブラフォンという鍵盤打楽器の魅力を活かした清新な現代ジャズを提示し続ける赤松敏弘。新作アルバムと同時に自らの活動を振り返る電子書籍が併売される。美意識に貫かれた音楽人生の成果を凝縮した作品をリリースする彼に話をきいた。
■秋田慎治を唸らせたNAGAOKA80周年記念
レコード針のトップ・メーカーとして世界的に知られるNAGAOKA(ナガオカ)が,創業80周年を記念した新カートリッジを発表した。今回はアナログ・レコードが大好きなトップ・ピアニスト、秋田慎治にこのMM型の新定番ともいうべき最新カートリッジを自前のジャズLPを肴に徹底試聴してもらった。
【リリース詳細】
YOUNG GUITAR 2021年1月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.124』
A4変型判/176頁/定価1,049円(税込)/11月24日発売
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid2088382101/