“ブルースの母“の異名を持つ名シンガー、マ・レイニー(1939年死去)の映画『マ・レイニーのブラックボトム(原題:Ma Rainey’s Black Bottom)』が12月18日(金)よりNetflixで配信される。
舞台は1927年のシカゴ。スタジオでは、マ・レイニーのレコーディングが始まろうとしていた。そんな中、野心に燃える若手トランペット奏者や主導権を握ろうとする白人マネジメント陣を巻き込み、スタジオでは衝突の火種がくすぶり始めていた。
プロデューサーは米俳優のデンゼル・ワシントン。また本作は、『ブラックパンサー』で主演を務めた米俳優のチャドウィック・ボーズマン(2020年8月死去)の遺作としても注目を集めている。
劇伴を担当したのは、米サックス奏者のブランフォード・マルサリス。監督のジョージ・C・ウルフは、ブランフォードに音楽を依頼したことについて以下のように述べている。
「監督を引き受けたとき、すぐにブランフォードと一緒にやりたいと思いました。彼は歴史家で音楽学者で劇作家です。そしてブルースの本質を理解しています。彼が手がけた音楽は、文化的なDNAを継承するだけでなく、劇中のすべての感情を捉えています」
■Netflix『マ・レイニーのブラックボトム』
https://www.netflix.com/title/81100780