日本の伝統芸能として知られる歌舞伎と文楽。その新たな担い手を募集している。独立行政法人・日本芸術文化振興会が実施するこの制度は、伝統芸能の伝承者を養成するためのもの。
今回(令和3年度)の募集は、歌舞伎俳優研修(第26期)と文楽研修(第30期)で、研修期間は2年。対象は中学卒業(見込みを含む)以上の男子で、原則として23歳以下となっている。
なお、今回の募集にともない国立劇場(東京都千代田区)で、歌舞伎俳優研修の見学会を開催。実技指導などの研修現場を間近に体感することができる。日時は1月17日(日)13時30分より。
以下、プレスリリースより抜粋
第26期歌舞伎俳優研修⽣・第30期⽂楽研修⽣ 募集概要
応募資格=中学校卒業(卒業⾒込みを含む)以上の男⼦で、原則として年齢23歳以下の者。経験不問。
募集⼈員=若⼲名
応募締切=歌舞伎:令和3年1⽉29⽇/⽂楽:令和3年2⽉4⽇
選考⽇(予定)=歌舞伎:令和3年2⽉から3⽉上旬/⽂楽:令和3年2⽉下旬から3⽉上旬
選考⽅法=作⽂、簡単な実技試験、⾯接
研修期間=令和3年4⽉から令和5年3⽉までの2年間
研修時間=原則、平⽇午前10時から午後6時まで
研修場所=歌舞伎:国⽴劇場(東京)/⽂楽:国⽴⽂楽劇場(⼤阪)※⽂楽東京公演時は国⽴劇場で実施
受験料・受講料=無料。宿舎(審査有・有料)、奨励費貸与制度有。
応募要項等、詳細はこちら=https://www.ntj.jac.go.jp/training/trainee.html
令和2年度第2回 歌舞伎俳優研修見学会 開催案内
日時=令和3年1月17日(日)13時30分より(13時受付開始、15時30分終了予定)
会場=国立劇場大稽古場 他(東京都千代田区隼町4-1)※ご来場の際は、国立劇場裏の事務所入口より2階にお上がり下さい。
内容=(1)研修風景見学 (2)研修制度についてのご説明 (3)質疑応答
申込み=参加希望の方は、事前に電話、FAXまたはホームページにてお申し込みください。お申し込みの際には、「1月歌舞伎俳優研修見学会」参加希望の旨とともに、以下の項目 についてお伝えください。
(1)氏名(ふりがな) (2)年齢 (3)性別 (4) 電話番号 (5)同伴者の有無 (6)同伴者の続柄 (7)お住いの都道府県 (8)第26期歌舞伎俳優研修受験希望の有無 (9)(受験希望者のみ)芸能の経験の有無。ある場合は芸能の種類と年数(例:和太鼓を3年)
締切=1月14日(木)17時
詳細(申込HP)はこちら=https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/2020/1172.html
※先着30名様(一般の方は10名様まで)※国立劇場養成課からの返信メール・FAXをもって受付完了となります。