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鬼のパンツ×アベノマスクで32万回再生!日本クラシック界で最も「バズった」オペラ歌手、黒田祐貴がアルバムリリース

2020年、日本クラシック界で最も「バズった」オペラ歌手の黒田祐貴がアルバムデビューを果たす。日本コロムビアの若手アーティスト発掘レーベル「オーパスワン」より、アルバム『Meine Lieder』を発表(2021年2月3日発売)する。

黒田は、コロナの影響で惜しくも中止となってしまった2020年6月のNISSAY OPERA 2020『セビリアの理髪師』の主役に抜擢されるなど、クラシックのオペラ界ですでに評判を呼んでいた注目株だ。

2020年5月、彼が歌唱部分を担当する動画「鬼のパンツ20万回再生のオペラ歌手が【アベノマスク】を熱唱!!!」がYouTubeで公開された。そのタイムリーな公開タイミングと、輝かしいオペラヴォイスが相まってSNS界隈で大きな話題となり、実に32万回再生を記録し、大きな話題になった。

今回、その実力の高さを見込まれデビューとなった黒田が選曲したのは、いずれもバリトンという声種のレパートリーの中でも群を抜いた高度なテクニックと表現力を要する難曲ばかり。

前述の『セビリアの理髪師』名アリアから、コルンゴルドやR.シュトラウスの名ドイツ・リートまで、バリトンという声の可能性を拡張する渾身の歌唱がいならぶアルバムとなっている。

黒田は2021年以降、オペラ公演へのオファーが予定されており、その美声を実演で接する機会も増えていきそうだ。

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