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音楽を好きになる理由─ 書籍『音楽好きな脳 〜人はなぜ音楽に夢中になるのか〜』日本語新版発売

『新版 音楽好きな脳 ~人はなぜ音楽に夢中になるのか~』(著:ダニエル・J・レヴィティン)が1月17日(水)に発売される。

レコード・プロデューサーから音楽認知神経科学者に転身した著者ダニエル・J・レヴィティンによる同書は、全米で長年にわたってベストセラー入りし続ける話題作の日本語新版。2010年に白揚社から同名タイトルで刊行された書籍の内容に一部の解説と訳語に修正・追記が加えられたほか、参考文献リストが全件掲載されたものだという。

『新版 音楽好きな脳 ~人はなぜ音楽に夢中になるのか~』
著者:ダニエル・J・レヴィティン
訳者:西田美緒子
価格:1,900円(税抜)
仕様:四六判縦/392ページ
発行:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

[目次]
はじめに 音楽が好きで科学も好き――なぜこの二つを結びつけたいのか
第1章 音楽とは何か?――ピッチから音色まで
第2章 足で拍子をとる――リズム、音の大きさ、ハーモニーを聞き分ける
第3章 幕の向こうで――音楽とマインドマシン
第4章 期待――リスト(とリュダクリス)の音楽に期待するもの
第5章 名前を知っているなら、電話番号は自分で調べて――音楽をどうカテゴリー化するのか
第6章 デザートが済んでも、クリックはまだ四つ先の席にいた――音楽、感情、そして爬虫類脳
第7章 何が音楽家を育てるか?――専門技術を分析する
第8章 私のお気に入り――好きな音楽を好きになる理由
第9章 音楽を生み出す本能――進化のナンバーワン・ヒット

■著者について
ダニエル・J・レヴィティン Daniel J. Levitin
認知心理学者・神経科学者。ベストセラー作家の一面ももつ。サンフランシスコを本拠地とするミネルヴァ大学の芸術・人文科学創設学部長、マギル大学の心理学・神経科学名誉教授を務める。著書に『「歌」を語る:神経科学から見た音楽・脳・思考・文化』(スペースシャワーネットワーク)、『The Organized Mind』(未邦訳)、『武器化する嘘:情報に仕掛けられた罠』(パンローリング株式会社)、最新作の『Successful Aging: A Neuroscientist Explores the Power and Potential of Our Lives』(未邦訳)がある。ロサンゼルスとサンフランシスコ・ベイアリアを行き来しながら活動を続けている。

■解説について
柏野 牧夫(かしの・まきお)
1964年、岡山県生まれ。1989年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(心理学)。 日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所柏野多様脳特別研究室長・NTTフェロー、東京大学大学院教育学研究科客員教授。2016年文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。著書に『音のイリュージョン~知覚を生み出す脳の戦略~』(岩波書店)、『空耳の科学―だまされる耳、聞き分ける脳』(ヤマハ)他。

■訳者について
西田 美緒子(にしだ・みおこ)
翻訳家。津田塾大学英文学科卒業。訳書に、『ミスタッチを恐れるな』(ヤマハ)、『細菌が世界を支配する』(白揚社)、『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』(河出書房新社)、『猫はこうして地球を征服した』(インターシフト)、『月の科学と人間の歴史』(築地書館)、『なんでも「はじめて」大全』(東洋経済新報社)他。

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