ジャズ専門誌『JAZZ JAPAN Vol.132』が7月26日(月)に発売。表紙・巻頭は、8月に公開を控えたビリー・ホリデイの真実を描いたドキュメンタリー映画『Billie ビリー』。
■表紙巻頭 BILLIE
誰も知らなかったビリー・ホリデイの真実を描いたドキュメンタリー映画
2019年にジェームズ・エルスキン監督により制作されながらも、日本公開が見送られてきたドキュメンタリー映画『BILLIE ビリー』が、7月初旬に行われた「Peter Barakanʼs Music Film Festival」で本邦初公開され一躍注目を集めた。8月からは全国公開も実現した本作の見どころをここにご紹介する。
■メイカーズピア ジャズフェスタ NAGOYA2021
名古屋初の大型ジャズ・フェスティバルが誕生!
日本ジャズを代表する4アーティストに加えて地元ジャズ・ビッグバンドも参加した大型フェスが10月9日、10日の2日間にわたって開催される。ここでは名古屋を拠点とするケイコ・リー、B.B.STATIONを率いて愛知学院大学スィンギングオールスターズとの共演を果たす本田雅人、開催の原動力となった森茂樹プロデューサーに話を伺った。
■『風姿~忘れがたき男たち』 特別対談 山下洋輔×浅井慎平
昭和の名優たちの気骨に溢れた「面構え」をテーマにジャズを創造する、という前代未聞の作品『風姿~忘れがたき男たち』。作品のキーマンたちが語るそれぞれの昭和、映画、ジャズ。
■JIMSAKU BEYOND 神保彰×櫻井哲夫 伝説のユニットが復活
フュージョン・シーンきっての凄腕にしてスタイリッシュな二人のアーティスト、櫻井哲夫(b)と神保彰(ds)が1990年に結成し98年に解散したJIMSAKU(ジンサク)。しかしコロナ禍の中リモート・セッションでの新曲、レコーディング&ライブ生配信を経て、デビュー30周年を機に期間限定で再結成。24年ぶりの新作『JIMSAKU BEYOND』をリリースするカリスマにインタビュー。
■ラビ・コルトレーンの語る魂の音楽
アリス・コルトレーンが81年にアシュラム(ヒンドゥー教の瞑想の場)や礼拝で使う音楽として生徒に配った幻のカセットテープ『キルタン ~トゥリヤ・シングス』が、40年の時を経て、息子のラビ・コルトレーンによって復刻された。現代になぜこの音が必要なのか? その理由をラビに聞いた。
◎ケニー・バレル レコード・カタログ 中編
◎追悼 原 信夫
◎道場破りの刺客登場 寺島サウンドを斬る
◎アン・バートンと日本人ファンのストーリー
◎インタビューズ:テリエ・ゲウェルト、SWAK、中鉢洋夫、飯田久美子、ヒカルド・バセラール 他
【リリース詳細】
YOUNG GUITAR 2021年9月号増刊
JAZZ JAPAN Vol.132
A4変型判/176頁/定価1,049円(税込)/7月26日発売
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid2088382109/