投稿日 : 2022.02.15
音楽家・三宅純を巡る書籍『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と48人の証言者たち』発売─刊行記念イベントも
1980年代より世界を舞台に活躍を続ける音楽家・三宅純の活動の軌跡を綴った書籍『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と48人の証言者たち』が発売される。これに伴い、刊行記念トークイベントを2022年2月24日(木)に代官山 蔦屋書店にて開催、併せてオンライン配信も行われる。
三宅純は、ジャズ・トランペッター日野皓正に見出されジャズマンとしてキャリアをスタートした後、作曲家としてCM音楽や世界各国のサウンドトラック制作等で活躍。欧州の音楽批評家大賞の連続受賞、仏パリの老舗百貨店「ギャラリー・ラファイエット」のイメージキャラクター起用のほか、コンテンポラリー・ダンスの世界に革命を起こしたピナ・バウシュとの交流、リオ五輪では「君が代」の編曲を担当するなど、現在に至るまで幅広く活動してきた。
今回発売される書籍には、本人のロングインタビューを軸に、7カ国48名から得た三宅純に関する証言の数々が綴られる。全キャリア・全作品を網羅したディスコグラフィーはもとより、18歳の渡米から世界を舞台に、音楽・映画・舞台・ファッションと越境を繰り返しながら自身を進化させつつ遺してきた軌跡を計248Pオールカラーで掲載。取材期間は3年余、そのすべての過程を記した一冊を日英バイリンガル仕様での発刊となる。三宅ファンのみならず、すべての音楽ファン、芸術ファン必読の内容となりそうだ。
トークイベントでは、同書の”証言者”にも名を連ねるSOIL&”PIMP”SESSIONSの社長と、“日本一の三宅ファン” を自認するトランペッターのタブゾンビを交えたセッション・トークを予定している。本イベントへの応募者には抽選プレゼント企画が用意されている他、三宅純にまつわる商品が並ぶフェアも同時開催するという。イベント詳細・参加方法はは代官山 蔦谷書店のHPにて確認できる。
書籍タイトル:『MOMENTS / JUN MIYAKE 三宅純と48人の証言者たち』
発売日:2022年2月末
仕様:A4変判248頁 並製
発行・編集:株式会社コラクソー
直取引代行:株式会社トランスビュー
本体:4,000円(税別)
世界中の超一流クリエイターたちが“三宅純”を証言する。ドイツが誇る映画界の巨匠ヴィム・ヴェンダース。長年に渡りシャネルと協働してきた稀代のイメージ・メーカー、ジャン=ポール・グード。三宅の才能を見出したトランペットの師である日野皓正。世界に名を轟かす『AKIRA』を生んだ漫画家、大友克洋など国内外の豪華絢爛な証言者たち。ヴィム・ヴェンダース、ジャン=ポール・グード、ハル・ウィルナー、リサ・パピノー、ヨセフ・シダー、レジス・ロワンサル、ナザレット・パナデロ、アンドレアス・アイゼンシュナイダー、ヨハン・クナイス、ヴァンサン・セガール、フィリップ・アヴリル、ヤン・スティーヴ、ペトラ・ゲルマン、スブリーム、日野皓正、大友克洋、菊池武夫、白井晃、蜷川実花、椎名林檎、青葉市子、寺門孝之、杉山恒太郎、おおたか静流、かの香織、花代、勝沼恭子、村川ジミー聡、渡辺等、伊丹雅博、タブゾンビ+社長 (SOIL & “PIMP” SESSIONS)、石川和男、渡辺秀文、松浦俊夫、青野賢一、上田久美子、ZAK、オノセイゲン、立川直樹、渡辺享、松山晋也、高橋健太郎、中西大輔、原雅明、芳賀孝信、宮崎恵子、三浦信(順不同)