米軍統治下の沖縄で活躍したジャズ・シンガー、齋藤悌子(さいとう ていこ)が2023年2月19日(日)に東京・有楽町の新劇場「I‘M A SHOW」にて公演を開催。68年の歌手人生で初の東京公演となる。
当日は、2022年7月に発表したデビュー68年目のファースト・アルバム『A Life with Jazz』の楽曲を中心に、ジャズのスタンダードナンバーを披露するという。演奏には、マンハッタン・ジャズ・クインテットなどで活躍するピアニスト デヴィッド・マシューズも参加する。
齋藤悌子は沖縄県・宮古島出身のジャズ・シンガーで、現在87歳。那覇高校を卒業後、県内の米軍キャンプで10年に渡り歌い続け、その後バンドリーダーで夫の齋藤勝の実家がある千葉県のホテルでステージに立つ。1989年に家族で石垣島に移住したが数年後に夫が病死、音楽と人生のパートナーを失ったショックで15年近く音楽から離れていたが、70歳を前に再び歌い始め現在に至る。今年、彼女の音源を残したいと有志が立ち上がりアルバム制作を企画。デヴィッドをはじめとするトップミュージシャンを石垣島に招いてレコーディングを行い、アルバム『A Life with Jazz』をリリースした。
デヴィッド・マシューズ コメント(和訳)
悌子さんは素晴らしい歌手、アーティストです。いつも彼女と演奏することを楽しんでお り、今度のコンサートも楽しみにしています。彼女の英語の発音は完璧ですし、彼女の ような純粋なハートを持つアーティストと演奏することを心から楽しんでいます。 若い日々、さまざまな人生の困難を乗り越えてきた悌子さん。 今彼女の歌声は導く光のように、聞く人の人生に安らぎと幸せを与えてくれるでしょう。
A Life with Jazz 齋藤悌子 meets デヴィッド・マシューズ
【日時】
2023年2月19日(日) 開場14:00/開演15:00
【料金】
5000円 (税込、ドリンク別)
【会場】
I‘M A SHOW (東京都千代田区有楽町 2-5-1 有楽町マリオン別館 7F)
【出演メンバー】
齋藤悌子(Vo)
デヴィッド・マシューズ(Pf)
松永誠剛(Ba)
Marino(Sax)