弊誌『ARBAN』の連載コラム「ヒップの誕生」が大幅加筆とともについに書籍化。『欲望という名の⾳楽―狂気と騒乱の世紀が⽣んだジャズ』(草思社)として2023年6月28日(水)に発売される。
「ヒップの誕生」は “日米の20世紀裏面史とジャズの関係をディグする連載コラム” として、2019年6月から2023年6月まで約3年にわたってARBANにて連載された記事。戦後の日本で最初にジャズ文化が花開いた横浜の様子にはじまり、昭和のジャズと芸能界、そこに強く影響を与えた米ジャズの趨勢や社会背景など、全48話にわたって様々な取材と考察を展開し人気を博した。
今回の書籍化にあたっては大幅な加筆修正を実施。伝説的アーティストの貴重な逸話や社会の暗部が垣間⾒える興味深いエピソードを織り交ぜた、充実の「⼆⼗世紀⽇⽶ジャズ裏⾯史」となっている。
欲望という名の⾳楽―狂気と騒乱の世紀が⽣んだジャズ
⼆階堂尚 著
四六判並製/360⾴/定価2640円(本体2400円+税)