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ソニー・クラーク1960年のアルバムがアナログ盤でリイシュー

米ピアニストのソニー・クラークがマックス・ローチとジョージ・デュヴィヴィエとともに制作した1960年の作品『The 1960 Time Sessions with George Duvivier and Max Roach』が、アナログ・リイシュー盤として11月24日に発売となった。

1963年、ヘロインの過剰摂取によりこの世を去ったクラーク。生前は同トリオで米ニューヨークのマーキー(Marquee)でたびたびショーをおこなっていたという。同作のオリジナルはボブ・シャットがプロデュースを手掛けており、クラークにとって最初で最後の自作曲が収録された作品となる。

本リイシュー盤は、エンジニアのデヴィッド・ドネリーによって新たにマスタリングが施されており、ナット・ヘントフによるオリジナル・ライナー・ノーツとジャーナリスト、ベン・ラットリフによる新たなライナー・ノーツも掲載さているという。

同ライナー・ノーツには「ここでの彼のプレイはどのアルバムよりも遥かにパーソナルだ。あんなにリラックスして自信に満ちた即興を弾いている彼を見たことがない」「このリズム・セクションは経験豊富でやりたいことをすぐに形できる。ピアニストにとって夢のようなメンバー」といった同トリオを賞賛する記述が掲載されている。

収録曲「Nica(take4)」の視聴はこちらから

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■ディスクユニオン
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