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ブラジルのシンガー/ソングライター/ギタリストとして知られるジルベルト・ジルが16年ぶりに来日し、『アケリ・アブラッソ・ジャパンツアー2024』 を開催。ツアー初日は2024年9月26日(木)にロームシアター京都(京都府京都市)で開かれる「KYOTOPHONIE 2024 Autumn」 に出演する。
今回のツアーは、自身の60年のキャリアと、1971年に始まったワールドツアー50周年を祝って開催されるもの。ファミリー・バンドで編成され、ツアー・タイトルに掲げている「アケリ・ アブラッソ」は “ハグを/よろしく/元気で” といった意味の、ジルの1969年のヒット曲のタイトルから。 これまでの数々の名曲を、本人と息子や孫たちが歌うアットホームな雰囲気で、彼の音楽とブラジル文化の多様性を感じられる舞台が期待される。
KYOTOPHONIE 2024 – GILBERTO GIL
“アケリ・アブラッソ・ジャパンツアー2024”
◾️メンバー
Gilberto Gil(vo,g), Bem Gil(vo,g,b), Jose Gil(vo,dr), João Gil(vo,g,b), Flor Gil(vo,key)
◾️日時 2024年9月26日(木)
◾️開場 18:00 / 開演 19:00
◾️会場 ロームシアター京都 メインホール
◾️資格主催 一般社団法人KYOTOPHONIE
◾️プロフィール
GILBELTO GIL/ジルベルト・ジル
1942年、ブラジルのバイーア州生まれ。
現在までに60枚以上のアルバムを発表し累計400万枚 を超えるセールスを記録、グラミー賞を9つ受賞している。
60年代にカエターノ・ヴェローゾとポップ・カルチャーのムーヴメント「トロピカリズモ」を展開。その 先鋭性ゆえに当時の軍事政権に睨まれカエターノと共に約2年半ロンドンに亡命した。そこでロッ クやR&Bに触れ音楽の幅を広げる。
2002年ブラジルの文化大臣に就任。ユネスコ平和芸術家(1999年)、国際連合食糧農業機関 (FAO)大使、フランスのレジオンドヌール勲章(2005年)、スウェーデンのポーラー音楽賞(2005年) など多くの国で勲章や賞を受賞している。
歳を重ねても衰えを知らず、老いと無縁の創造意欲を発揮した2018年のリーダー作『OK OK OK 』は、今世紀のジルの最高傑作の呼び声も高い。2021年「ブラジル文学アカデミー」の永久会員に現役の音楽家として初めて選出され、今年4月 にはブラジルの郵便局がジルの肖像を切手にして発行するなど社会的な評価も目覚ましい。