書籍『〈まなびの地図〉ジャズ深堀りトーク・セッション』刊行─案内人に魚返明未、井上銘、石若駿ら

現在の東京ジャズシーンを牽引する気鋭ミュージシャンが案内役を務めるジャズの入門書『〈まなびの地図〉ジャズ深掘りトーク・セッション――ミュージシャンが語るライブ・演奏・音源の愉しみ方』が2024年８月26日に発売。

本書には、ともに1990年代前半生まれでボーダレスに活躍する気鋭のミュージシャン 井上銘（ギタリスト）、魚返明未（ピアニスト、作曲家）、石若駿（ドラマー、打楽器奏者）の３名が、ジャズ・ライブの構成にならった３セット形式で、「ライブに行きたい人」「ジャズを演奏したい人」「音源を掘りたい人」に向けてトーク・セッションをしたものが編集されている。

連日さまざまなライブのステージに立ち、常に新たな音楽を生み出し聴く人の心を動かし続けている３人ならではの感性で語られた、ジャズの魅力、そして気軽に・深く楽しむためのアドバイスが収められている。

〈まなびの地図〉ジャズ深掘りトーク・セッション
――ミュージシャンが語るライブ・演奏・音源の愉しみ方

魚返明未・井上銘・石若駿 ［著]
定価1,980円（本体1,800円+税）
2024年8月26日発売

■著者

◇魚返明未 （おがえり　あみ、ジャズピアニスト・作曲家）
1991年東京都生まれ。４歳からピアノを始める。高校入学の際にモダンジャズ研究部に入部し、ジャズピアノに転向。東京藝術大学作曲科卒。現在、魚返明未トリオ、.push(ドットプッシュ)などさまざまなバンドでライブ活動を展開しているほか、映画音楽を中心にさまざまな分野での活動にも積極的に参加している。

◇井上　銘 （いのうえ　めい、ジャズギタリスト）
1991年神奈川県生まれ。15歳の頃にギターを始め、高校在学中にプロキャリアをスタートする。現在、自身のトリオやカルテットに加え、STEREO CHAMP、CRCK/LCKS（クラックラックス）などさまざまなバンドでライブ活動を展開している。さらに、香港をはじめとするアジア圏、ロンドンを中心としたヨーロッパ圏での海外ミュージシャンとの交流も活発で、世界を視野にした演奏活動には各方面より注目が集まっている。

◇石若　駿 （いしわか　しゅん、ドラマー・打楽器奏者）
1992年北海道生まれ。幼少よりジャズやクラシックに触れて育ち、小学４年生で本格的にジャズドラムを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学器楽器科打楽器専攻卒。現在、Answer to Remember、Songbook Project、BANKSIA Trio、SMTK、CRCK/LCKS（クラックラックス）など複数のバンドでの活動に加え、くるり他のサポートメンバーも多数務める。「日本一多忙なドラマー」。