投稿日 : 2016.03.25 更新日 : 2021.04.07

今、ハイレゾで聴きたい

 最近、巷でよく耳にする“ハイレゾ”という言葉。これは、“ハイ・レゾリューション”を短縮したもので、直訳すれば『高精細』。これはCDのスペックである、サンプリング周波数44.1kHz/量子化ビット16ビットを超える情報量を持つ音楽のことをいう。業界団体等によりその規定や条件は微妙に異なっているのだが、CDよりもハイスペックであれば、ひとまずハイレゾと理解しても差し支えないと思う。48kHz/24ビットや96kHz/24ビット、あるいはDSDという別のフォーマットも、全部ひっくるめて“ハイレゾ”なのだ。
 ハイレゾ音源を楽しむには、普通のCDプレーヤーやBluetoothスピーカー、ミニコンポでは不可。iPhoneやAndroid携帯でも原則非対応だ。ハイレゾ再生に準拠したモデル、またはアプリが必要になる。ハードウェアの対応機には、黒/金の<Hi-Res>印が貼付されているのでわかりやすい。ポータブルオーディオプレーヤーやスピーカー、ヘッドフォンなどのカタログや外箱に付いているので確認しよう。

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